連載【よくわかるCALS/EC】
   〜〜〜 (その14) フェーズ3の各目標の内容(電子認証1) 〜〜〜〜
 今回は、電子入札に必要な技術である、「電子認証」について説明します。
 
(1) 電子認証とは
  電子認証とは、IT技術を利用した電子的な情報の作成した、個人や法人が、確かに「本人」であることを、公正な第三者機関(認証局)が保証する仕組みです。
いわば、「電子版の印鑑証明書」といえるでしょう。
 
(2) 電子認証で用いられる技術(公開鍵暗号方式)
  電子認証の技術は、暗号化技術を応用した技術によって、本人を確認します。
しかも、通常の暗号化は、データを暗号化する時と、戻す(復号)時とで同じ鍵を使いますが(共通鍵暗号方式)、電子認証では、暗号化鍵と復号鍵が違う特殊な暗号方式を用います。
暗号化鍵と復号鍵が違う方式は、技術的に難しくコストもかかるのですが、どちらか一方を公開して使いたい場合に便利です。
 
  1. 暗号化鍵を公開すれば、不特定多数の人から暗号データを受け取り、それを復号鍵を知っている特定人だけが知ることが可能になります。(アンケート調査など)
  2. 復号鍵を公開すれば、特定人が暗号化鍵で作成した暗号文書を、不特定多数の人が知ることが可能になります。この場合、その内容は秘密にできませんが、文書を作成・変更できるのは、暗号化鍵を知っている人だけなので、内容が途中で改ざんされていないことは保証されます。
 
  このように、暗号化鍵と復号鍵が違う方式はどちらか一方の鍵を公開するので、「公開鍵暗号方式」と呼ばれています。
 
 
 ※e工事ネットの「建設CALS/ECフォーラム」会議室では、CALS/ECに関するご質問を受け付けています。


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