【経審の勘どころ】
 〜〜〜(その10)専門工事から一式工事への振替〜〜〜 

X1の評価に用いられる、「工事種類別完成工事高」の記入に当たっては、各工種別の完成工事高を記入することになっています。したがって、例えば、「土木一式」「ほ装」の2業種で許可を取得している業者であれば、
  土木一式 110,000千円
  ほ 装 15,000千円
といった形で工種別の内訳を記載します。
 
しかし、経審では許可業種全てを申請する必要はないため、公共工事の受注に必要な業種のみを申請することも可能です。
例えば上記の場合で「土木一式」のみを経審で申請する場合です。この場合申請しない「ほ装」の完工高は「その他」欄に計上するのが原則(パターン1)ですが、「土木一式」への振替(加算)も認められています(パターン2)。
 
  (パターン1) 土木一式 110,000千円
    その他 15,000千円
 
  (パターン2) 土木一式 125,000千円
 
いうまでもなく、経審の評点計算ではパターン2が有利です。
このような工種間の振替は、専門工事→一式工事(逆はダメ)で認められますが、その他に、防水←→塗装や、管←→水道といった類似性の高い工種相互間でも認められることがあります。
ただし、これらの振替を認めるかどうかは都道府県によって取り扱いが異なるようですので、事前に確認されることをお勧めいたします。
 
※ASKNETの「経審フォーラム」会議室では、経審全般に関するご質問を受け付けています。

<発行>
 あさかわシステムズ株式会社
http://www.a-sk.co.jp/
 
<編著>
 荒牧裕一(経営コンサルタント)
http://www.aramaki.com/


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