建設mailマガジン "Ask-Letter"
  <2006年03月28日号(第144号)>


【行政情報】
  〜〜 直轄土木工事における工事成績評定の分析結果について 〜〜

 国土交通省では、このたび、工事成績評定の適切な理解と客観性の評価等を目的として、過去の直轄工事における工事成績評定のデータをもとに、様々な観点から、その特 性と客観性の分析を行い、その結果を公表しました。
 今回の分析は、平成17年4月制定の「公共工事の品質確保の促進に関する法律」で、公共工事の発注者の施工状況の評価の実施が規定されたことを受けて実施されました。また、工事成績評定は、その結果が次回以降の入札資格要件や技術力評価の一要素であ り、品質向上の観点から発注者・受注者の双方にとってその重要性は今後更に高まるも のと考えられます。
 その概要は、次のとおりです。
 
<分析対象工事>
  平成15年度に完成した国土交通省直轄土木工事
(営繕事業、港湾・空港事業を除く)

<主な分析結果>
 
(1) 工事成績評定点(地方整備局全体)の平均点は約74点である。
(2) 工事成績評定は、落札率が低くなるほど評定点が低くなる傾向にある。
(3) 中間技術検査を実施した工事は実施していない工事より工事成績評定が高く、実施回数が多い程、評定点が高くなる傾向にある。
 
詳しくは、次のホームページをご覧下さい。(国土交通省ホームページ)
  (記   事)http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/13/130323_.html
  (分析結果)http://www.mlit.go.jp/tec/nyuusatu/keiyaku/060322.pdf


【CALS/EC】
  〜〜〜 「国土交通省CALS/ECアクションプログラム2005」の策定について 〜〜〜

 国土交通省では、CALS/ECに関する実施計画である、「国土交通省CALS/ECアクション プログラム2005」を策定しました。
 CALS/ECの取組は、「建設CALS整備基本構想」を策定した平成8年度から開始していますが、これまでの実施計画である「国土交通省CALS/ECアクションプログラム」の計画期間が平成16年度でした。そこで、今後の取組の方向性と実施計画を明らかにした新しいアクションプログラムを策定し、あわせて、アクションプログラムのフォローアップ体制を明確にするために、「国土交通省CALS/EC推進本部規程」を改正しました。
 その概要は、次のとおりです。
 
<アクションプログラムの概要>
  • さらなるコスト縮減、品質確保、及び事業執行の効率化を図るために、これまでの取組の中心であった各種情報の電子化から、「情報共有・連携」及び「業務プロセスの改善」に重点的に取り組む。
  • 分野別に18の目標(下記参照)を設定し、目標別に具体イメージ、実施項目、年次計画等を示す。
  • 計画期間は平成17年度から平成19年度までの3年間とする。
  • 適切にフォローアップするとともに、必要に応じて見直しを図る。

<分野別の18の目標>
 
(1) 情報交換
  【入札契約】
   目標- 1.入札契約情報の提供方法の工夫による情報収集効率の向上
 目標- 2.入札説明書のインターネットを通じた配布による調達手続きの効率化
 目標- 3.契約手続きの電子化による調達手続きの効率化
  【電子納品】
   目標- 4.CADデータ交換標準の改良による情報交換の効率化
 目標- 5.3次元情報の利用を促進する要領整備による設計・施工管理の高度化

(2) 情報共有・連携
  【入札契約】
   目標- 6.入札契約手続に関するシステム間連携による調達手続きの効率化
  【電子納品】
   目標- 7.地質データの提供による調査分析・施工計画の精度向上
 目標- 8.施設情報を提供して技術提案募集によるコスト縮減と品質確保
 目標- 9.完成図を利用した管理図の蓄積・更新の迅速化・効率化
 目標-10.維持管理データベース更新の迅速化・効率化
 目標-11.GIS管理図に重ね合わせた施設情報管理の効率化
 目標-12.現場からの情報取得による作業の効率化
 目標-13.情報モデルの管理によるシステム間の情報交換・共有・連携の促進
  【共通】
   目標-14.取組状況の公開と研修テキストの共有による全国的展開の促進

(3) 業務プロセスの改善
  【電子納品】
   目標- 9.(再掲)完成図を利用した管理図の蓄積・更新の迅速化・効率化
 目標-10.(再掲)維持管理データベース更新の迅速化・効率化
 目標-15.数量計算をCADで可能とする体制整備によるコスト縮減
 目標-15.数量計算をCADで可能とする体制整備によるコスト縮減
  【工事施工中の情報共有】
   目標-16.工事施工中の情報交換・共有の効率化

(4) 技術標準
   目標-17.情報共有・連携に向けた必要な標準の整備

(5) 国際交流・連携
   目標-18.CADの高度利用へ対応した国際標準機関との連携
 
<プログラムのフォローアップについて>
   各目標の着実な推進を図る観点から、「国土交通省CALS/EC 推進本部幹事会」において適切にフォローアップし、必要に応じて見直すとともに、その結果を公表する。
 
<推進本部規程の改正概要>
 
  • 官民連携をより一層強化するために、官民の意見交換組織を一本化して推進本部のもとに設置する。
  • アクションプログラムのフォローアップ体制を明確にする。
 
詳しくは、次のホームページをご覧下さい。(国土交通省ホームページ)

<発行>
 あさかわシステムズ株式会社
http://www.a-sk.co.jp/
 
<編著>
 荒牧裕一(経営コンサルタント)
http://www.aramaki.com/


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